初心者SF小説ライフ

更新情報

2021年1月更新

 

 

 

どうもです。野良SF作家の杉村です。

このページは初心者のためのSF小説ガイドとなっております。

私自身SFはまだまだ初心者なので正直なにがSFなのかもわかっておりません。

なので一緒にこの記事を書きながらSF通になっていきたいと思います。

 

では最初に自分がSFだと思う、

入門者でもすぐに入り込めるSF小説を紹介いたします。

 

まずは10代から20代にオススメな作品です。

 

.hack」シリーズの小説

「ソードアートオンライン」シリーズ

 

どちらもVRMMO(ヴァ―チャルリアリティMMO)ものです。どちらの小説も近未来の「VRゲーム」をテーマにした作品です。

VRとは仮想現実のこと〈諸説色々〉で小説等では自分自身がゲームの中へと入って様々なことを体験できるといったような設定が多いです。

その中でもこの2作品はとても読みやすく独特な世界観に引き込まれる作品です。

なによりVRの面白さと恐ろしさ、問題点をしっかりと教えてくれます。

 

あとは、宇宙系なら

「スターオーシャン」シリーズの小説。

「航宙軍士官、冒険者になる」

「ひとりぼっちのソユーズ」

「オリンポスの郵便ポスト」

 

これらが非常に読みやすく、宇宙という世界を心地よく感じさせてくれる作品だと思います。

特にスターオーシャン3の小説はID理論的な世界観や哲学的な要素、未開発惑星との付き合い方など様々なSF的な設定や一面を見せてくれる作品です。

著者はあの北原尚彦先生です。

 

では今回の最後は、ネットでタダで読める良質なSFです。

そうなると迷わず自分は、

 

ゲンロン大森望SF創作講座の作品をオススメいたします。

きっと自分の気に入ったSFが見つかると思います。

 

ではでは

 

続く

 

(2020年6月)

 

 

早速ですがSF小説って色々と難しいですよね。ジャンルにしても、ハードSFだったり、スペースオペラだったり、百合SFだったりとめっちゃ多いです。

なので私はその分野に行く前に、まずは短編集や短い作品を読んでいます。

そこで気づいたのが、やっぱりSFは短編が面白いと思うんです!ということ

 

さて今日はSF短編集[アンソロジー] のお話。

SF小説って敷居が高くて入れないと思っていた時期もありましたが

短編作品も多いのでそこから始めてみるのもありかも

ということで今日はSF短編集を紹介いたします。

 

まずはSF短編集で知っておかなければならない人がいます。

大森望先生です。

これまでにSF業界や文学界隈に多大な貢献をしてきた、とにかく凄い人。

この方がいなかったらSF業界死んでただろうなというくらいのSF界の救世主です。

はたしてSF短編集の「編集人」としてかかわってない作品あるのだろうか?

というくらい凄い人

 

ここで知ってもらいたいのは、大森望先生の関わった作品に外れはないということです。

とりあえず作品をあげます。

 

年刊日本SF傑作選(創元SF文庫

NOVA(河出文庫)

GENESIS(東京創元社)

2010年代SF傑作選1,2(ハヤカワ文庫)

ベストSF2020(竹書房文庫)

 

とりあえずこれ全部短編集。見ると完全にSFに詳しくなります。

作家の名前からもう全部全部ね

 (残念ながら自分はまだ読み切れてません。すみません……)

 

まあ、とにかく読んでみることをおススメいたします。

 

ではでは

 

続く

 

(2020年8月)

 

 

お久しぶりです。野良SF作家の杉村です。

さて、今回は「SF小説における電子書籍について」です。

現在SF業界は戦国の世と化してきました。

賞の受賞者はもちろん、講座や、雑誌掲載からもどんどん流れ込んでくるSF作家志望の人達。

はたしてどのくらいの方々がデビューに結びついているのだろうと考えてもきりがない。

それくらい再び人気なジャンルになっていると思います。

でもって、デビューできなくて紙書籍に届かなくて、いなくなってしまう人たちも多い。

それはSFというジャンルに限られているわけではありませんが……

とにかく、あふれてしまってる状態です。(たぶん)

 

その中でどうしても作品を世に出したいと思う人もいます。

そういう人たちにはぜひ電子書籍で発表してみるのもありです。

あの藤井太洋先生だってそうでした。

藤井先生は今でも電子書籍で発表したりもしています。

なにも賞や紙やSF雑誌での発表にこだわる必要もない!!と私は思います。(嘘です。できれば紙で出したい。受賞したい~)

さて、でも何故電子書籍なの?

というところですが、

SF小説の電子書籍レーベルが多くなったからです。

 

1創元SF短編賞

2ゲンロンSF文庫

3惑星と口笛ブックス

4破滅派

5かぐやプラネット

6アニマ・ソラリス

 

SFに関わる作品を電子化をしているレーベル。結構多いですよね。

しかも、大手SF小説を扱う出版社で時の人となった方々も結構おります。

だから思うのは、SFなら電子でもいいかもということですね。

 

SF本を出したいと思う方々、

作品を世に問いたいというのなら電子化もおすすめいたします。

それでは今回はこの辺で

 

 

続く

 

 

(2021年1月)